政府が、『2025年問題』、『心不全パンデミック』と言って警告している割には対策が進まず、寝たきりになり苦しんでいる人が、爆発的に増加しているのには、理由があります。寝たきりにならず、最後まで、人生を楽しむための対策は
横浜市で開業している、みたに内科循環器科クリニックの三谷です。
この医療ブログを読んで気になった方は、迷わずに当院を受診してください。
はじめに
日本人の平均寝たきり年数は、欧米が数年と比較するとかなり長く、男性約9年、女性約12年です。多くの日本人が人生の最後に寝たきりとなり苦しんでいます。多くの人が老人ホームへの入所を余儀なくされ費用もかなり高額となります。できれば、最後まで、自分の足で歩け、自分で食事をとれ、人生を楽しむのが理想です。そのためには、これから何ができるか一緒に考えていきましょう。
2025年問題とは、
2025年問題とは、202年以降、日本に超高齢化社会が訪れることで生じるさまざまな問題のことです。2025年には、国民の約5人に1人が後期高齢者、約3人に1人が65歳以上の高齢者という超高齢化社会となり、寝たきりになる人が爆発的に増加します。
心不全パンデミックとは、
コロナ禍で有名になった言葉の一つに「パンデミック」があります。パンデミックとは大流行という意味を持ちます。では、「心不全パンデミック」とは一体なんでしょうか? 「心不全パンデミック」とは、文字通り、心不全の大流行が来るということです。心不全パンデミックとは、高齢化社会の進展に伴い、心不全の患者数が大幅に増加して大流行する事態を指します。
心不全パンデミック状態になると、入院医療が必要な患者であふれ、コロナ渦の時と同じように全部の患者さんが病院に入院できなくなる事態や、莫大な医療費がかかることなどが予想されます。
症状が出てからでは遅すぎます
心不全の主な症状には、「むくみや体重の増加」、「息切れ」、「夜間の咳や呼吸困難」、「だるさ」などがあります。しかし、このような症状が出るのは、心不全の末期で、症状が出た場合、ほとんどの人が入院させられます。その後は、入退院を繰り返して、ほどなくして、寝たきりとなります。心不全は、いまや、がんよりも介護サービスを必要とする患者が多い病気です。
日常生活において心不全を予防し、再発させない治療が大切です。
人間ドックを受けているから、内科に通院しているから大丈夫?いいえ
日本の人間ドックは、主に癌の早期発見に重きをおいているため、心臓の検査は心電図しかしていないドックがほとんどです。心電図だけでは、心不全は予防できません。
皆さんが通院しているクリニックの先生方は、心臓が専門外の先生がほとんどです。心不全が末期になって、症状がでると、比較的簡単に診断できますが、有効な治療が期待できる症状の無い早期心不全の診断は、心臓専門医でないと困難です。また、心臓の検査は心電図しかできないクリニックがほとんどです
こんな人は要注意なので、心臓内科受診を
現在、高血圧や高脂血症で治療中の方、持病が無い方でも、50歳以上の方は、症状がなくても、早期心不全になっている可能性があります。手遅れになる前に、心臓内科専門医、循環器内科専門医のクリニックを受診してください。
最後に
当院では、このように皆さんの健康に役立つブログや、病気の解説を、ホームページ上に多数掲載しております。
おかげさまで、『役に立つ健康の豆知識ブログ』が、1年間で、51万人の方々(訪問者数)に、閲覧していただきました(2022年12月31日調べ)
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当院は、長後街道(環状4号線、国道1号線、横浜新道と接続)という幹線道路に面しており、横浜市営地下鉄ブルーライン(東急田園都市線、京浜急行、東海道線、京浜東北線と接続)立場駅から徒歩8分、相鉄いずみ野線(小田急線・JR武蔵小杉・新宿方面と接続)いずみ中央駅から徒歩6分とアクセスしやすい場所に立地しています。 (当院へのアクセスの詳細はホームページトップ画面のアクセスをご参照ください。)
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