橋本病、甲状腺機能低下症を見逃されて困っている中年以降の人が増えています。そして寝たきりになりやすいので注意が必要です。
横浜市で開業している、みたに内科循環器科クリニックの三谷です。
この医療ブログを読んで気になった方は、迷わずに当院を受診してください。
はじめに
日本人の平均寝たきり年数は、欧米が数年と比較するとかなり長く、男性約9年、女性約12年です。多くの日本人が人生の最後に寝たきりとなり苦しんでいます。多くの人が老人ホームへの入所を余儀なくされ費用もかなり高額となります。できれば、最後まで、自分の足で歩け、自分で食事をとれ、人生を楽しむのが理想です。そのためには、これから何ができるか一緒に考えていきましょう。
橋本病、甲状腺機能低下症とは
甲状腺ホルモンは、生きていくために欠かせないホルモンで、体の活動性を保っています。そのため甲状腺ホルモンが多くても少なくても、体調が崩れてしまいます。甲状腺ホルモンの分泌が低下する事を甲状腺機能低下症といいます。
甲状腺機能低下症の代表的な病気が橋本病です。橋本病は女性の10人に1人、男性の30人に1人に見られる比較的多い病気ですが、健診、人間ドック、通常の内科診察では、検査をしないため、見逃されやすい疾患です。
橋本病、甲状腺機能低下症の症状
橋本病、甲状腺機能低下症になると、心拍数の減少、寒がり、体重増加、声がれ、便秘、脱毛、皮膚乾燥、脱力感などの症状がみられる事もありますが、徐々に、甲状腺の機能低下が悪化するため、全く自覚症状がない人ほとんどです。
橋本病、甲状腺機能低下症の経過
軽症の甲状腺機能低下症でも、代謝が低下してコレステロール値も高くなり、結果として動脈硬化が進み、心筋梗塞、心不全、脳卒中など心臓や血管の病気が起きやすくなり、最終的には寝たきりになります。認知機能が障害され、認知症になることもあります。
橋本病、甲状腺機能低下症は、通常、徐々に、甲状腺の機能低下が悪化するため、中年以降にこれらの問題は表面化します。
橋本病、甲状腺機能低下症を見逃さないためには
寝たきりを予防するためには、橋本病、甲状腺機能低下症を見逃さない事が大事ですが、健診、人間ドック、通常の内科診察では、検査をしていないのが現状です。検査はただ甲状腺ホルモン(FT3、FT4)を測定するだけでは不十分です。軽症の甲状腺機能低下症を見つけるには、脳から分泌される甲状腺刺激ホルモン(TSH)の測定が必要です。さらに、橋本病を見つけるには、抗サイログロブリン抗体の測定も必要となります。当院に来ていただければ、これらの血液検査は施行できます。
最後に
治療の選択はあなた自身が決めることですが、当院で、はあなたの健康をサポートするために、情報を提供します。どの治療法を選択するのが良いのかについても、アドバイスをします。
一度、当院を受診してみてはいかがでしょうか
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