甲状腺の検査は簡単です。一度は甲状腺をチェックしましょう

みたに内科循環器科クリニックの三谷です。
今回のブログでは、『甲状腺の検査は簡単です。一度は甲状腺をチェックしましょう』について、お話ししたいと思います。

甲状腺の病気は、動悸などを認めるため、心臓病などと診断される場合もあります。
また、中年以降は、症状も出にくくなるため、特に異常なしとか、自律神経失調症と診断される場合も多くなります。
中年以降、特に女性の場合は、症状がなくても、何らかの採血の機会に甲状腺も追加で採血してもらう事をおすすめします。

血液検査では、まず、甲状腺ホルモンが多いのか少ないのかを調べます。
脳の下垂体から分泌されて甲状腺の機能を調節する『甲状腺刺激ホルモンTSH』と、甲状腺から分泌される『甲状腺ホルモンFT3とFT4』を測定します。
3つを測定する事により、甲状腺の機能が低下しているが、治療を必要とするレベルでないなど、甲状腺の機能がかなり詳細にわかります。

次に、甲状腺の機能に異常があった場合、なぜその異常が起きているかを調べます。
甲状腺の代表的な病気であるバセドウ病や橋本病などは、本来であれば、細菌やウィルスなどを攻撃する免疫(抗体)が、自分の体(甲状腺)を攻撃する事により、おこります。
甲状腺を攻撃する、『抗サイログロブリン抗体』や『TSHレセプター抗体』を血液検査で測定する事により、異常の原因がわかります

これらの血液検査で異常があった場合や、友人や家族から首の腫れを指摘された場合は、甲状腺エコー検査を行います。甲状腺エコー検査では、甲状腺の腫れの原因や腫瘍がないかなどがわかります。
エコー検査は、約20分間で終了します。母親のおなかの中の赤ちゃんの発育状況を調べるのにもエコー検査を使うことからもわかるように、体に害はありません。

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