息苦しさを感じたら その2 心不全とは

息苦しさの原因となる代表的な病気として心不全があります。

心不全とはどういう病気でしょうか 難しい医学的な定義をここで述べると、皆さんがかえって混乱してしまいますので、ここでは多少定義をくずして分かりやすく解説したいと思います

人間の心臓は、1日10万回拍動し、毎日8トンの血液を全身に送り続けています。しかし、人間の作ったポンプ、例えば自動車のエンジンもそうですが、心臓も動かしつづけていると徐々に性能が落ちてきます。

心臓のポンプとしての機能は、かなり余力があるので、ご高齢になるまで、息苦しさというポンプ故障のサインは出てきません。

しかし、心筋梗塞、心臓弁膜症、心筋症といった心臓の病気や高血圧などの動脈硬化性疾患があると話は別です。 比較的若い年齢から、心臓のポンプとしての性能の低下が急激に落ちて、息苦しさというポンプ故障のサインが出てきてしまいます。

症状がなくても、あるレベル以下まで心臓のポンプとしての機能が低下している状態を慢性心不全と呼びます。

さらに、心臓の機能が悪化し、息苦しさなどの症状がでた場合を急性心不全と呼びます。

一番大事な点は、息苦しさを感じたら、そのまま様子を見るのではなく、循環器科で診察してもらう事が重要です。

当院にご来院いただければ上記方針で検査いたします。