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高尿酸血症(痛風) 

高尿酸血症(痛風) とは

高尿酸血症(痛風) とは

高尿酸血症は血液中の尿酸値が高い状態です。高尿酸血症は、痛風や尿路結石の原因となるだけでなく、あまり知られていませんが、放置しておくと、痛風腎となり腎臓の機能が低下して、慢性腎臓病となり、腎不全となって透析になる事もある病気です。
現行の診断基準では血液中の尿酸値が7.0mg/dlを超える場合に高尿酸血症と呼んでいます。
男性に多く見られ、30歳以上の男性では30%ほどが高尿酸血症と言われています。女性には少なく、数%程度と言われていますが、閉経後には高尿酸血症のリスクが高まります。
高尿酸血症(痛風)の治療は、まず生活習慣の改善から始め、効果が無い場合は薬物療法となります。高尿酸血症が心配な方や治療したい方は当院を受診してください。

コラム

尿酸とは

尿酸はプリン体が分解されて、産生される物質です。
私たちの細胞の中には、遺伝情報を伝える役割を持つ核酸という物質がありますが,核酸の構成成分は、プリン体です。プリン体は細胞の中にあるものですから,動物・植物いずれの食品からも体内に入ります。これらのプリン体は主に肝臓で分解され尿酸となり,腎臓で、尿と一緒に排泄されます。

高尿酸血症と痛風はどう違うの

高尿酸血症は血液中の尿酸の濃度が高い状態の事です。症状が無くても、血液中の尿酸値が高ければ、高尿酸血症になります。
痛風は、高尿酸血症が原因となり、関節の痛みや腫れなどの症状がでた場合を指します。典型的な症状としては、足の親指の付け根に激しい痛みがでます。

高尿酸血症(痛風)の原因

尿酸は、腎臓から排泄されることで、血液中の濃度が一定に保たれています。しかし、尿酸の産生が増えすぎたり、腎臓からの排泄が少なかったりすると血液中の尿酸は増加することになります。
過剰に増えた尿酸が、関節や尿管、腎臓で結晶になることで、痛風や尿路結石、痛風腎、慢性腎臓病の原因となります。
尿酸値が高くなる原因は3つあります。

1つ目は、遺伝的な原因です。
両親や兄弟など血縁者に、尿酸値が高い人や痛風の人がいる場合、本人の尿酸値も遺伝的に高くなる傾向があります。

2つ目は、アルコールです。
ビール、紹興酒はプリン体含有量が多いといわれていて、飲み過ぎは尿酸値を上げる原因となります。一方、日本酒やワインなどは、プリン体の含有量が少なく、焼酎やウィスキーなどはプリン体をほとんど含みません。一見良さそうに見えますが、そもそもアルコール自体に、肝臓での尿酸の産生を促進したり、腎臓での尿酸の排出を抑制するため、尿酸値を上げる働きがあります。また、アルコールを飲むことで、食欲が増すため、食品によるプリン体の摂取量も増加します。そのため、ビールだけでなく、焼酎や日本酒などの、その他のアルコール類も控える事が予防に重要です。

3つ目は食生活です。
尿酸は細胞の構成成分である核のプリン体が分解されることによりできる物質です。プリン体を多く含む食品を食べる事で、尿酸値が上がります。プリン体は肉や魚の内臓、魚卵などに多く含まれているといわれていますので、これらの食品の食べ過ぎには注意しましょう。
尿酸の原因となるプリン体を多く含む食品を、簡単に見分ける方法があります。プリン体は、細胞の核の構成成分のため、1個の細胞でできている鶏卵のプリン体量はほぼゼロです。肉やレバー、白子といった内臓や、たらこなどの粒の小さい魚卵は、小さな細胞がぎっしり詰まっているため、プリン体の量がかなり多くなります。
また、プリン体は水に溶ける性質があるため、ゆでる・蒸す・煮るなどの調理法でプリン体の摂取量を少なくすることができます。

高尿酸血症は、遺伝的素因、プリン体を多く含む食品の過剰摂取、ビールなどのアルコールの過剰摂取の他に、肥満などの生活習慣が大きく発症に関与する生活習慣病です。
高尿酸血症は肥満関連疾患の一つです。多くの研究により血清尿酸値の上昇に伴ってメタボリックシンドロームの合併率が増加することや、逆に内臓脂肪の蓄積に伴って血清尿酸値が上昇し、痛風の頻度も増加することなどが示されています。
食生活を改善して肥満を解消することで、尿酸値を下げる事が可能です。皮下脂肪が蓄積すると尿酸の排泄が妨げられ、内臓脂肪が蓄積すると体の中で作られる尿酸の量が増えます。
実は、食品から摂るプリン体の量は全体の20%、体内で肥満が原因により増加した細胞から作られるプリン体の量は全体の80%といわれています。
そのため食生活を工夫して、肥満を解消する事が予防に重要となります。

高尿酸血症(痛風)の診断

高尿酸血症(痛風)の診断

高尿酸血症の診断は血液検査で行います。
高尿酸血症は、遺伝的素因に加えて生活習慣が大きく発症に関与する生活習慣病であり、血清尿酸値が7.0mg/dl以上で高尿酸血症と診断されます。
尿酸値が7.0mg/dl以上になると、尿酸が血液中に溶けきれなくなり、関節の中など、体内で、尿酸の結晶ができはじめます。7.0mg/dlを超えて、尿酸値が高ければ高いほど、また、高尿酸血症の期間が長ければ長いほど、痛風発作などの合併症のリスクが高くなるので、要注意です。
正常値は、体内中の溶解度を超える血清尿酸値から設定されたため男女とも同一です。
しかしながら、女性に比べ男性のほうが血清尿酸値が高い傾向にあるため、高尿酸血症の頻度は男性で顕著に高く(男女比約20:1)、本邦では30歳以降の男性の有病率は30%にも達します。
一方女性では、閉経後に血清尿酸値が上昇するとはいえ、50歳未満で1.3%、50歳以上でも3.7%と低頻度です。
気をつけないといけないのは、高尿酸血症の頻度は年々上昇傾向にあり、痛風関節炎の患者数も同様に増加してるということです。

高尿酸血症の合併症

高尿酸血症の合併症

痛風を発症していない場合でも、高尿酸血症があるだけで腎障害や尿路結石、生活習慣病であるメタボリックシンドローム、糖尿病、脂質異常症、高血圧を引き起こす頻度が高いといわれています。特に生活習慣病は放置すると、心不全、心筋梗塞や脳梗塞などを発症する危険性があり、寝たきりになりやすくなるため、注意が必要です。

痛風

高尿酸血症の最も有名な合併症は痛風です。
男性が一生のうち経験する痛みの中で、最も痛いと言われている病気です。
痛風の患者は約100万人いると言われています。高尿酸血症であるいわゆる『痛風予備群』は、1,000万人にのぼると推計されています。
足の親指の付け根などに、突然激しい痛みの発作が出るのが、痛風発作の典型的な症状です。歩いたり、靴をはくのが困難になる事も、珍しくはありません。
高尿酸血症の状態のままでいると、ある日突然、痛風発作に襲われます。痛風発作は夜中から明け方におきる事が多く、痛みのピークは発症後2~3時間続きます。その後、2週間以内に痛みはなくなります。しかし、注意しないといけないのは、痛みがなくなったからといって放置し、適切な治療や生活習慣の改善を行わないと、痛風発作を繰り返すようになります。
そして、だんだん発作の間隔が短くなり、やがて常に痛みや腫れを認めるようになり、骨や関節の破壊や変形が現れるようになります。
なぜ、血液中の尿酸値が高くなると、関節で痛風発作がおきるのでしょうか。尿酸は血液中に溶け込んでいます。しかし、血液中に増えすぎてあふれ出た尿酸は、関節内の軟骨や滑膜にくっついて結晶となり、どんどん溜まっていってしまいます。運動などをきっかけに尿酸の結晶の一部が関節液中に、はがれ落ちると,それを敵と見なして免疫細胞である白血球が集まってきます。白血球が攻撃を始めた時,炎症を起こす物質が出ます。これが、激しい痛みや腫れの原因です。痛風発作が治まって痛みが引いても,関節に尿酸の結晶がある限り再発する恐れがありますので、十分に注意が必要です。

痛風発作が起こりやすい場所としては、足の親指の付け根、足の甲、ひざ、足首、アキレス腱などです。肘、手首など様々な関節にも発作が起こることがあります。これは、尿酸は低温になるほど溶けにくく結晶化しやすい性質があるため、手足などの末端の関節に痛風発作を生じやすくなるためです。
なお、5年間の経過で痛風を発症する確率は、血清尿酸値が8.0mg/dl~8.9mg/dlで4.1%、9.0mg/dl~9.9mg/dlで19.8%、10mg/dl以上で30%と報告されています。

尿路結石

尿路とは、腎臓で作られた尿の流れる道、具体的には、腎盂、尿管、膀胱、尿道の事を言います。
尿路結石とは、尿に排泄された尿酸が結晶化し、尿路に石ができる病気です。
尿路結石の代表的な症状は、血尿と腹痛や背部痛などの痛みです。
血尿は、尿路が結石により傷つき出血することで起こり、尿が赤くなって見えることで気付くことが多い症状です。

痛風腎、慢性腎臓病

尿酸は尿路だけでなく、腎臓そのものにも蓄積します。
腎臓に、尿酸の結晶ができた状態を痛風腎と呼びます。
検尿検査で、尿蛋白や血尿を認めたり、血清クレアチニン値が上昇している場合は、痛風腎の可能性がありますので、注意が必要です。
痛風腎が、悪化すると、腎臓の機能が低下して、慢性腎臓病となります。さらに悪化すると、腎不全となり、透析などの治療が必要になる場合もあります。
腎臓は、一度障害されると、回復が難しい臓器です。
健診で高尿酸血症を認めた場合は、内科を受診して腎臓の状態をチェックしましょう。当院でも尿酸値の検査や腎臓の状態を検査することができますので、お気軽にご相談ください。

痛風発作の痛みを抑えてから高尿酸血症の治療へ

痛風発作が起こってしまったら,尿酸値を下げる尿酸降下薬を使うと症状が悪化する場合があるので、まず、非ステロイド性抗炎症薬(痛み止めの薬)を、痛みがなくなるまで服用し、患部の痛みや腫れを取り除きます。
痛風発作が治まったら痛風の原因である高尿酸血症に対する治療を始めます。生活習慣を改善しつつ尿酸降下薬を少量から使い始め,徐々に尿酸値を下げていきます。この時,尿酸が尿路で結晶化して石になるのを防ぐ尿アルカリ化薬を併用することもあります。生活習慣の改善は治療の基本ですので,薬物治療で尿酸値が下がったからといって怠ってはいけません。

高尿酸血症の治療

高尿酸血症の治療

高尿酸血症(痛風) の治療の目的は、数値を改善する事ではなく、怖い合併症である痛風発作、尿路結石、痛風腎(慢性腎臓病)などをいかに予防するかという事がポイントとなります。 あるいは、すでに、痛風発作、尿路結石、痛風腎(慢性腎臓病)などのご病気をお持ちの場合は、それらの疾患を悪化させないという事がポイントとなります。
まずは、数ヶ月の生活習慣の改善を試みても高尿酸血症が改善できない場合、あるいは既に痛風発作、尿路結石、痛風腎(慢性腎臓病)などの合併症を認める場合、あるいは、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を合併している場合は、患者さんの病状に見合った薬をご提案していきます。
もし、当院に来院して諸検査の結果、高尿酸血症(痛風) の治療が必要となった場合でも、いきなり薬を出すのではなく、下記の様にあなたの希望を伺いながら治療をしていきます。また、循環器の専門医として、さまざまな高尿酸血症(痛風) の合併症にも対応しながら、診療を行っています。

  • checkすぐに、治療(薬の服用)を始めたい
  • checkまず、運動や体重コントロールをしてみて、効果がなければ、薬による治療を始めたい
  • checkなるべく、薬は飲みたくないので、心電図・レントゲン・エコー検査等で、脳や心臓、腎臓などの重要臓器に悪影響の所見がみつかれば、治療(薬の服用)を始めたい
  • check医師にまかせる

生活習慣の改善

生活習慣の改善が最も大切な高尿酸血症(痛風)の予防法です。生活習慣の改善には、適正体重の維持、アルコール摂取の制限、水分補給、適度な運動、プリン体を多く含む食物の摂取制限、ストレス解消などがあります。

食べ過ぎに注意

摂取エネルギー(カロリー)を抑えて肥満を解消するだけで尿酸値は下がります。肉や魚の内臓や干物にはプリン体が多いので,食べ過ぎないようにしましょう。

お酒は適量に

アルコール自体に尿酸値を上げる作用があります。プリン体カットビールだからといって飲み過ぎてはいけません。日本酒なら1合,ビールなら500mL、ウィスキーなら60mLまでにしましょう。

ストレスの解消を

ストレスは尿酸値を上昇させる危険因子です。人と話したり身体を動かしたり趣味に没頭したり,あなたに合った方法でストレスを解消しましょう。

適度な運動を

100メートルダッシュやベンチプレスなど,息をこらえて行う無酸素運動は尿酸値上昇の原因になり得ます。話しながらでもできるような有酸素運動で肥満やストレスを解消しましょう。アスファルト道路のジョギングでは膝を痛める可能性があり、ゆっくりしたウォーキングでは、あまりカロリーを消費しません。ウォーキング中に速歩をするインターバルウォーキングがおすすめです。

くわしくは、当院ホームページの院長ブログをご参照ください。

薬物療法

尿酸値を下げる薬は大きく分けて2種類があります。
1つは、尿酸生成抑制薬と呼ばれる薬で、尿酸が体内で作られにくくする薬です。
尿酸生成抑制薬は作用機序によって、アロプリノールと選択的キサンチン酸化還元酵素阻害薬の2種類に分けられます。アロプリノールは本来の尿酸代謝経路を競合的に阻害することで尿酸生成を抑制しますが、腎機能低下時には代謝産物が蓄積することが懸念されるため、腎機能の低下に応じて使用量を適切に減量する必要があります。一方の選択的キサンチン酸化還元酵素阻害薬は尿酸とキサンチン酸化還元酵素の結合を阻害することで尿酸生成を抑制する作用のため、腎機能低下例にも十分量の使用が可能です。また選択的キサンチン酸化還元酵素阻害薬は、腎機能低下の進行抑制や蛋白尿減少効果についてもアロプリノールよりも優れた作用があることが示唆されています。
もう1つは、尿酸排泄促進薬と呼ばれる薬で、尿酸を体外に出しやすくする作用があります。代表的な薬として、ベンズブロマロンやプロベネシドなどがあります。
排泄促進薬は腎臓の尿細管での再吸収を抑制することで尿酸の尿中排泄率を上昇させるため、腎機能が低下した症例では十分な効果が望めず、中等度以上の腎機能低下例では尿酸生成抑制薬が第一選択となります。

治療薬の開始時期については、痛風発作があるかないかで異なります。
痛風を認める場合は、食事療法、飲酒制限、適度な運動などの適切な生活指導とともに薬物療法の導入を行います。
痛風発作がない無症候性高尿酸血症では、腎障害、尿路結石、高血圧症、虚血性心疾患、糖尿病、メタボリックシンドロームなどの合併症がある場合は血清尿酸値8.0mg/dl以上で、合併症がない場合でも9.0mg/dl以上で、生活指導に合わせて薬物治療の開始が推奨されています。
尿酸値を下げる薬は、基本的には飲み続けなければいけません。ただし、生活習慣の見直しや肥満の解消などから、尿酸値が低い状態を維持できる場合は、薬の量を減らしたり、中止する事もできます。

尿酸値はどれくらい下げればいいの?

痛風発作を一度でも起こしたことのある人が再発を予防するためには,尿酸値を6.0mg/dl以下に下げる必要があります。血液中の尿酸濃度を下げないと,関節内に溜まった尿酸塩結晶が溶けないからです。

この場合には、生活習慣の改善はもちろん大切ですが、それだけでは十分に尿酸値が下がらないことも多いのが実情です。健康診断で尿酸値が高いと指摘された方や、以前に痛風発作を起こしたことがあるけれども治療が継続できていない方は、お気軽に当院にご来院ください。

当院は長後街道という幹線道路に面しており、大きな緑色の看板が目印です。
また、市営地下鉄立場駅から徒歩8分、相鉄線いずみ中央駅から徒歩6分とアクセスしやすい場所に立地しています。

クリニック名
みたに内科循環器科クリニック
診療科目
内科 循環器内科
院長
三谷 和彦
(医学博士/日本内科学会認定医/日本循環器学会専門医/慶應義塾大学医学部卒)
住所
〒245-0023 神奈川県横浜市泉区和泉中央南3丁目1-66 フォレストいずみ中央
アクセス
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