動脈硬化予防に最適な運動は、ウォーキング?ジョギング?インターバルウォーキング・インターバル速歩?

横浜市で開業している、みたに内科循環器科クリニックの三谷です。

 

今回のブログでは、『動脈硬化予防に最適な運動は、ウォーキング?ジョギング?インターバルウォーキング・インターバル速歩?』について、お話ししたいと思います。

動脈硬化予防のために、食事に気をつけている人は、多いと思います。
しかし、食事療法だけでは、コレステロールや中性脂肪の値が下がりにくいのも事実です。
食事療法に、運動を加える事により、より効果的にコレステロールや中性脂肪の値を下げる事ができます。

運動を始める前に注意しないといけないのは、心臓の持病がある人や整形外科に通院中の方は、運動を始めるに当たって、事前にかかりつけ医に許可をもらってください。息苦しさや胸痛などの症状がある方は循環器内科にご相談してから、腰痛などの持病がある方は整形外科に相談してから運動を始めてください

動脈硬化予防に最適な運動は何でしょうか
ウォーキングは、一番取り組みやすい運動の一つです。しかし、ウォーキングの場合、長く歩いてもカロリーを消費しにくいという欠点があります。よく、職場で1万歩近く歩いているが、ちっともやせないと言う方がいらっしゃいますが、そのためです。
ジョギングをしている方もよくみかけます。ジョギングは、カロリーを消費すると言う点では大変良い運動です。ただし、アスファルト道路の上でジョギングすると、膝を痛め、高齢になってから歩行困難になるという問題があります。
そこで、みなさんにお勧めしたいのが『インターバルウォーキング・インターバル速歩』です。『インターバルウォーキング・インターバル速歩』とは、ウォーキングの最中に3分間だけ、やや大股で、できるだけ速く歩きます。ややきついなと感じるスピードで歩きましょう。
慣れてきたら、1回の速歩きの時間を3分→5分→10分と伸ばしていきましょう。速歩きの回数を増やすのもいい方法です
いきなり、長い時間速歩きすると、翌日、こむらがえりしたり、下肢の痛みがでるので、気をつけましょう

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