更年期障害?自律神経失調症?実は甲状腺の病気

みたに内科循環器科クリニックの三谷です。

今回のブログでは、『更年期障害?自律神経失調症?実は甲状腺の病気』について、お話ししたいと思います。

皆さんは、甲状腺と言われても、ピンと来ない方が多いのではないでしょうか。
甲状腺は、のどぼとけの下にある20gほどの小さな臓器ですが、体の代謝に関わるホルモンを産生するとても重要な臓器です。
体の代謝に関わる臓器と言われて、ますますピンと来なくなったのではないでしょうか。
例を挙げると、甲状腺のホルモンが低下すると、おたまじゃくしはカエルになれません。

甲状腺の病気をかかえている人は実は多く、中年女性の10人に1人は橋本病(甲状腺機能低下症)、バセドウ病なども含めると7人に1人は、甲状腺の病気があります。
そのため、欧米では、一定年齢以上の女性は、健康診断で必ず甲状腺ホルモンを測定していますが、残念ながら日本ではほとんど行われていないのが現状です。
日本では、多くの女性が、甲状腺の病気を持っている事に気づいていません。

代表的な甲状腺疾患である橋本病(甲状腺機能低下症)では、寒がり、まぶたがむくむ、皮膚がカサカサ、気力がなくなる、めまい、つかれ、生理不順などの症状が見られます。
また、バセドウ病(甲状腺機能亢進症)では、手の震え、汗をかきやすい、頭痛、イライラ感、つかれ、生理不順などの症状が見られます。
これらの症状は、更年期障害の症状とほとんど同じ事に気づかれると思います。
つまり、更年期障害の患者さんの中には、甲状腺疾患が原因で、甲状腺疾患を治療する事により症状が改善する患者さんが多く含まれています。
同じように、甲状腺の病気が、自律神経失調症と診断されている場合もあります
更年期障害、自律神経失調症を疑ったら、あるいは症状がなくても中年になったら、一度甲状腺を調べる事をおすすめします。
当院にご来院いただければ上記方針で検査いたします。

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