健康診断で高血圧と指摘されたらその5 薬による高血圧の治療

みたに内科循環器科クリニックの三谷です。

今回のブログでは、『薬による高血圧の治療』について、お話ししたいと思います。

減塩や減量、運動などさまざまな方法を試しても血圧が下がらない場合は、高血圧の薬を飲む事をおすすめします。

実際に、高血圧の治療を受ける場合、どのような薬が処方されるのでしょうか。

現在、高血圧の治療に多く使われる薬として、Ca(カルシウム)拮抗薬、ARB、降圧利尿薬があります。今回のブログではこれらの薬について説明したいと思います。

全身の血管が収縮して細くなってしまうと、心臓が全身に血液を送り込むためには、心臓がより強く収縮して、血圧を上げる必要があります。 血管の壁にある平滑筋が収縮する事により、血管全体が細くなり、血圧が上昇します。

Ca(カルシウム)拮抗薬は、血管の平滑筋の収縮力をやわらげることにより、血圧を正常に戻します。

また、血圧を上昇させるホルモンとして、レニン、アンジオテンシンというホルモンがあります。このホルモンの働きを抑えるのがARBと言う高血圧の薬です。

ACE阻害薬と言う高血圧の薬も同じようにレニン、アンジオテンシンというホルモンを抑えますが、ARBと比べると血圧低下作用が弱く、また風邪もひいていないのに咳がでるという副作用があるため最近はあまり使われていません。

塩分を摂り過ぎると、血液中の塩分濃度が濃くなってしまいます。あまりにも濃い海水だと魚が生きられないように、全身の細胞に悪影響をあたえるため、体は、血管内に水分をためこんで、血液中の塩分濃度を一定にしようとします。 しかし、血管内に余分な水分をためこむと、血管がパンパンとなり、血圧が上昇してしまいます。

降圧利尿薬は、余分な塩分と水分を、尿として排泄する事により、血圧を正常に戻します。

一番大事な点は、高血圧を指摘されたら、そのまま様子を見るのではなく、循環器科で診察をしてもらう事が重要です。当院にご来院いただければ上記方針で検査いたします。

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