高血圧でよくある質問 その1 『高血圧の薬を、一度服用したら止められないの?』

横浜市で開業しているみたに内科循環器科クリニックの三谷です。

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今回のブログでは、『高血圧でよくある質問 高血圧の薬を、一度服用したら止められないの?』について、お話ししたいと思います。

外来に来られる患者さんから、よく『高血圧の薬を一度服用したら止められないと他のクリニックで聞きましたけれど本当ですか』とか、『高血圧の薬を一度服用すると止められないので、薬を飲む時期をできるだけ遅らせたい』、あるいは、『頭痛などの症状がないのに、なぜ薬を服用しないといけないのか』という質問を受けます。

高血圧治療の目的は、将来多くの人がかかる、脳梗塞や心筋梗塞、心不全、認知症、そして、それらの病気が原因となって引き起こされる『寝たきり』を防ぐことです。

現在、厚生労働省のデータによると、平均的な要介護期間は、男性は約10年、女性は約13年となっています。介護状態になると、本人がつらいだけでなく、家族の負担も増え、老人ホームの費用など出費も膨大となります。 できるだけ健康でいる時間を延ばすことが理想的です。

寝たきりの大きな原因の一つが、高血圧です。

人間の心臓は、1日10万回動いていて、8トンの血液を血管に送り出しています。

毎日10万回、1カ月に300万回、1年に3600万回、上の血圧が正常の140以下で血管に血液を送り出すのと、例えば上の血圧170ぐらいと強い圧(血圧)で血液を送り出すのでは、血管の傷み方に雲泥の差がでます。 血管の傷み方がひどくなると、脳梗塞や心筋梗塞、心不全、認知症となり、その結果寝たきりとなります。

高血圧の原因は不明なため、高血圧そのものをなくす事はできません。

しかし、血圧を薬などにより、正常にすることにより、高血圧のこわい合併症である脳梗塞や心筋梗塞、心不全、認知症、寝たきりを予防する事ができます。

高血圧の治療は、血管が傷んで脳梗塞や心筋梗塞、心不全、認知症、寝たきりになる前に開始して、自分が健康な生活をおくりたい間は続けるのが、一番良い方法です。

一番大事な点は、高血圧を指摘されたら、そのまま様子を見るのではなく、循環器科で診察をしてもらう事が重要です。

当院にご来院いただければ上記方針で検査治療いたします。

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