横浜市で開業している、みたに内科循環器科クリニックの三谷です。

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今回のブログでは、『脈が強くうつ、静かにしていると脈を感じる』について、お話ししたいと思います。

原因は？

脈が強くうつ、あるいは、何か夢中になっていると気にならないが、夜や静かにしていると脈を感じる人は、多いと思います。

脈が強くうつ、静かにしていると脈を感じるといった症状の原因は、ほとんどの場合、交感神経の緊張です。

期外収縮の後の脈は、心臓が強くうつので、それを感じることもあります。

交感神経が緊張する原因は？

交感神経が緊張して、脈が強くうつ原因は、大きく分けると3つあります

1つ目は、狭心症・心筋梗塞、心臓弁膜症、心筋症(肥大型、拡張型)、心不全などの心疾患により、交感神経が緊張している場合です。心疾患が見つかった場合は、症状を悪化させないために、原因となる心疾患の治療が必要です。

2つ目は、他の内臓の病気が悪化して、交感神経が緊張している場合です。

3つ目は、長時間労働などの肉体的ストレスや、精神的ストレス、アルコールやカフェインの取りすぎなどにより、自律神経を乱れて、交感神経が緊張している場合です。

必要な検査は、

残念ながら、健康診断で行っている心電図検査、胸部レントゲン検査だけでは、脈が強くうつ、静かにしていると脈を感じる原因となる心疾患を診断する事は困難です。

心疾患の有無を調べるために、心エコー検査、運動負荷検査、心筋トロポニンT定性検査、BNP検査等施行します。

甲状腺疾患など、他の内臓の病気の有無を確認するため、血液検査を施行します。

危険な不整脈が隠れていないかを調べるためホルター心電図検査を施行します。

検査を受けることが安心につながります。

危険な不整脈が見つからず、心疾患や治療が必要な内臓疾患がなければ、このまま、様子を見ていても大丈夫です。普段の生活に制限はありません。アルコールやカフェインの取りすぎを避け、十分な睡眠をとることにより、期外収縮の発生を減らすことができます。

当院では、あなたの脈が強くうつ、静かにしていると脈を感じる原因が、上記疾患のいずれかに該当するか、検査および治療致します。

当院では、このように皆さんの健康に役立つブログや、病気の解説を、ホームページ上に多数掲載しております。

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