動悸を感じたら その3 心房細動(脈が速くなる動悸のひとつ)

脈が速くなる動悸を感じた場合、気をつけないといけないのは、心房細動です。

心房細動の場合、脈がバラバラになるといった症状の他に、脈が速くなる動悸で来院される場合もよくあります。

また、まったく症状が無くて、健康診断の心電図検査で見つかる場合もあります。

心房細動という不整脈が他の不整脈と大きく異なるのは、場合により脳梗塞になるという点です。

心臓の病気で、何で脳梗塞になるの?と、ピンとこない方も多いと思います。

心房細動になると、心房内の血流がよどみ、心房内に血栓(血の固まり)ができて、それが脳の血管に飛んでいって詰まる事により、脳梗塞となります。

したがって、心房細動が認められたら、不整脈の治療の他に、血栓が起きやすいかどうか調べて、可能性が高い場合、心房内で血を固まりにくくするお薬を服用する必要があります。

残念ながら、健康診断で行っている心電図や胸のレントゲンだけで、不整脈や、不整脈の原因となる狭心症、心臓弁膜症、心筋症といった病気を診断する事は困難です。

一番大事な点は、脈が速くなる動悸を感じたら、そのまま様子を見るのではなく、循環器科で診察してもらう事が重要です。

当院にご来院いただければ上記方針で検査いたします。