胸痛を感じたら その1 胸痛の原因となる疾患
横浜市で開業している、みたに内科循環器科クリニックの三谷です。
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今回のブログでは、『胸痛の原因となる疾患』について、お話ししたいと思います。
テレビドラマでは、よく、胸のあたりを押さえて倒れてしまうというシーンを見かけます。
胸痛を感じた時に一番心配になるのは、自分の心臓がどうにかなるのではないかという不安だと思います。
胸痛の原因として、大きくわけると3つあります。
1つ目の原因として、皆さんが心配されているように、心臓に病気がある場合です。
代表的な病気として狭心症と心筋梗塞、大動脈解離などがあります。
いずれもすぐに治療を開始した方が良い病気です。
2つ目の原因として、心臓そのものには大きな原因は無いが、他の臓器、例えば肺などに疾患があり、心臓に負担をかけているケースです。
他の臓器に問題がある場合は、その臓器の治療をする事により、多くの場合、胸痛は消失します。
3番目の原因として、心臓や他の臓器にも明らかな異常はありませんが、精神的なストレスや肉体的なストレスにより、自律神経が乱され、胸痛を感じる場合です。
心臓や内臓に病気が無い事を確認して、このタイプの胸痛とわかった場合、症状が増悪した場合すぐ来院するように準備しながら、経過をみていくと自然に症状が消える場合がほとんどです。
一番大事な点は、胸痛を感じたら、そのまま様子を見るのではなく、循環器科で診察してもらう事が重要です。
当院にご来院いただければ上記方針で検査いたします。
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