甲状腺疾患 女性で一番多い病気

横浜市で開業している、みたに内科循環器科クリニックの三谷です。

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今回のブログでは、『甲状腺疾患 女性で一番多い病気』について、お話ししたいと思います。

甲状腺の病気と聞いてあまりぴんとこないと方が多いと思いますが、実は女性で一番多い病気です。

健康診断や人間ドックでは、検査されないため、気づいていない方が大勢います。

代表的な病気として、橋本病、バセドウ病、甲状腺腫瘍があります。

橋本病とは

橋本病は、甲状腺が、自己抗体によって、徐々に破壊され、甲状腺ホルモンの分泌が低下していく病気のことです。慢性甲状腺炎とも呼ばれます。

甲状腺機能が低下症すると、ほとんどの人は無症状ですが、全身の代謝が低下するため、無気力、疲れやすさ、全身のむくみ、寒がり、体重増加、便秘、かすれ声などが生じます。代謝の低下により動脈硬化が進行し、脳梗塞になる事もあります。

そのため、よく更年期障害と間違われます。

橋本病の診断は

血液検査で、抗サイログロブリン抗体(橋本病の自己抗体)を調べる事により簡単に診断がつきます。

血液検査で、TSHを調べる事により、甲状腺のホルモンの分泌が低下しているかどうかがわかります。

バセドウ病とは

バセドウ病とは、自己抗体によって、甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンが多くなりすぎてしまう病気です。

甲状腺のホルモンが増えすぎると、代謝が亢進するため、体重減少や動悸、暑がり、軟便、精神的にイライラなど、さまざまな症状が現れる病気です。

そのため、こちらも、よく更年期障害と間違われます。

バセドウ病の診断は

血液検査で、TSHレセプター抗体(バセドウ病の自己抗体)を調べる事により簡単に診断がつきます。血液検査で、TSHを調べる事により、甲状腺のホルモンが多くなっているかどうかがわかります。

甲状腺腫瘍、甲状腺腫大とは

歯磨きやお化粧の際に、首の、のどぼとけの下が膨らんでいることで気づかれる方が多いようです。

エコー検査をする事により、どのような病気が隠れているかわかります。

甲状腺の病気を見つけるのは簡単

血液検査で、TSH、TSHレセプター抗体、抗サイログロブリン抗体をしらべ、エコー検査をする事により、主な甲状腺の病気は診断がつきます。

女性の方は、一度、上記検査をする事をお勧めします。

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