自分にちょうど良い食事の量を知っていますか
横浜市泉区で開業している、みたに内科循環器科クリニックの三谷です。
この医療ブログを読んで気になった方は、迷わずに当院を受診してください。
自分にちょうど良い食事の量を知るのは難しい
自分にちょうど良い食事は、身長や、年齢、運動量など様々な要因によって変わってきます。
例えば、同じ会社に勤めていても、内勤の人の方が、外で営業している人よりも少ない食事量で十分です。会社に自動車通勤している人の方が、徒歩と電車で通勤している人よりも少ない食事量で十分です。運動量の多いスポーツ選手は、一般の人に比べて、かなり多くの食事量が必要です。
その人にとって適切な食事量やカロリーは、いろいろな要因がからみ、身長などから単純に計算できる物ではありません。
自分にちょうど良い食事の量を知らないと
現在食べている食事の量が、その人にとって多すぎると、動脈硬化が進み、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症、腎不全になり、寝たきりになりやすくなります。
日本の平均寝たきり期間は男性が9年、女性が12年と、諸外国に比べるとかなり長くなっています。健康寿命を延ばして、人生を最後まで楽しむためには、自分にちょうど良い食事の量を知る事は、重要な事です。
自分にちょうど良い食事の量を調べる良い方法
自分にちょうど良い食事の量を調べるのは、2つの良い方法があります。
1つはBMIという指標で、もう1つは食後の中性脂肪・血糖です。
BMIとは何か
体重を、身長で2回割ったものがBMIです。
つまり、BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長で、例えば、身長170cm、体重70kgの人だと、BMI=70÷1.7÷1.7=24.2となります。
BMIは22~25前後にコントロールするのが良いと言われています。
BMIが25を超えると、一般的に運動量に比べると食事の量の方が多く、動脈硬化による脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症、腎不全、寝たきりになりやすくなりますので、注意が必要です。
BMIは健診や人間ドックの身長・体重の欄に掲載されています。わからない場合は当院で計測できますので、お気軽にご来院ください。
食後の中性脂肪・血糖
通常の健康診断では、空腹時の中性脂肪・血糖が測定されます。しかし、空腹時の中性脂肪・血糖は、動脈硬化とあまり関連がありません。
食後の中性脂肪・血糖、つまり食事によって、血液中の血糖や中性脂肪がどれだけ増えて血液がドロドロになるかを調べる方が動脈硬化と関連すると言われています。
食後の中性脂肪が175を超えたり、食後の血糖が140を超えたりすると、血液中にさまざまな栄養分が過剰となり、使われない栄養分が血管の中に入り込み、動脈硬化が進行して、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症、腎不全、寝たきりになりやすくなります。
医療機関に通院中の方は、時々血液検査で食後の中性脂肪・血糖を測定してもらいましょう。当院にご来院いただければ、測定しますので、お気軽にご来院ください。
最後に
当院では、このように皆さんの健康に役立つブログや、病気の解説を、ホームページ上に多数掲載しております。
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当院は、長後街道(環状4号線、国道1号線、横浜新道と接続)という幹線道路に面しており、横浜市営地下鉄ブルーライン(東急田園都市線、京浜急行、東海道線、京浜東北線と接続)立場駅から徒歩8分、相鉄いずみ野線(小田急線・JR武蔵小杉・新宿方面と接続)いずみ中央駅から徒歩6分とアクセスしやすい場所に立地しています。 (当院へのアクセスの詳細はホームページトップ画面のアクセスをご参照ください。)
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