隠れ心臓病に、ご注意。健康な60歳以上の4人に1人は心臓弁膜症です

神奈川県横浜市泉区で開業している、みたに内科循環器科クリニックの三谷です。

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今回のブログでは、『隠れ心臓病に、ご注意。健康な60歳以上の4人に1人は心臓弁膜症です』について、お話ししたいと思います。

意外と多い心臓弁膜症

イギリスで行われた研究によると、過去に心臓弁膜症の診断を受けていない健康な60歳以上4237人を調べたところ、4人に1人(28.2%)に心臓弁膜症が見つかりました。

日本では、健康診断や人間ドックでは、心電図、胸部レントゲン検査のみで、心エコー検査が行われていないため、気づいていない方がほとんどです。

心臓弁膜症とは

心臓弁膜症には、閉鎖不全症と狭窄症があります。

心臓は、1日に10万回拍動して、1日に8トンの血液を全身に送り出しています。

心臓には、4つの部屋があり、部屋の出口に、血液が一方向に流れるように弁がついています。

この弁が、動脈硬化などで硬くなって、萎縮し、隙間ができてしまうと、弁が閉じている状態の時に逆流してしまいます。これが、閉鎖不全症です。

また、弁が硬くなって開きにくくなると、流れる血液の量は少なくなります。これが、狭窄症です

心臓弁膜症を放置すると

心臓弁膜症があっても、ほとんどの人は無症状です。

しかし、心臓弁膜症を知らずに放置していると、心臓に絶えず負担がかかっているため、心臓の機能が低下して、心不全になると息苦しさなどの症状を認めるようになり、入院したり、寝たきりになる事もあります。

心臓弁膜症の診断は、実は簡単です

心エコー検査をする事により簡単に診断がつきます。

血液検査で、BNPを調べる事により、心臓弁膜症により心臓の機能が低下しているかどうかがわかります。

重要な事は

心臓弁膜症は、多くの人がかかっており、検査が簡単なのに、見逃されています。その結果、心臓の機能が低下して、心不全になると息苦しさなどの症状を認めるようになり、入院したり、寝たきりになる事もあります。

健康を維持するために、症状が出る前に、一度は、心エコー検査をしましょう。

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