やせているのに、食事に気を付けているのに、コレステロール値が高い方へ

横浜市で開業している、みたに内科循環器科クリニックの三谷です。

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ホームページの診療内容には、高脂血症、脂質異常症の特集ページもございます。

今回のブログでは、『やせているのに、食事に気を付けているのに、コレステロール値が高い方へ』について、お話ししたいと思います。

当院には、やせているのにコレステロール値が高い、食事には気を付けているのにコレステロール値が高い、医者に言われてガリガリになるまでやせたけどコレステロール値が高いといった患者さんがよく来院されます。

どうして、やせているのにコレステロール値が高いのでしょうか

高脂血症、脂質異常症とは、血液中の脂質(特にコレステロールやトリグリセリド)の量が多い状態を指します。

高脂血症、脂質異常症には、食事や運動だけでなく、遺伝的な要素も関与しています。あなたの場合、やせているにも関わらず、食事に気を付けているのにも関わらず、コレステロール値が高いということは、遺伝的な要素が大きい可能性があります。

コレステロールなどは、食事から体内に取り込まれるだけでなく、肝臓でも合成されます。遺伝的に、肝臓でのコレステロールの合成が過剰になると、食事に気を付けていても、高脂血症、脂質異常症となってしまいます。

このやせているのにコレステロール値が高いタイプの人が、気を付けていただきたいのは、若い時から、遺伝的にコレステロールが肝臓で過剰に合成されつづけていますので、若い時から動脈硬化がすすんでいる可能性があるという点です。

そのため、まず、あなたの体の動脈硬化の程度を調べることが重要です。当院では頚動脈エコー検査で今後の脳梗塞の危険性を推測したり、心エコー検査で、心臓弁膜症や心不全などの心臓病のリスク、胸部レントゲン検査で、大動脈の動脈硬化の程度などを調べています。

そのうえで、あなたの体に動脈硬化がなければ、まずは生活習慣の改善から始めてみてはいかがでしょうか。運動習慣の見直し、ストレスの管理などが含まれます。

もし、あなたの体に動脈硬化の所見がみつかり、心臓病や脳卒中のリスクが高い場合は、生活習慣の改善からはじめて、コントロールが難しい場合には薬物治療を検討してはいかがでしょうか。

治療の選択はあなた自身が決めることですが、私たちはあなたの健康をサポートするために、情報を提供します。どの治療法を選択するのが良いのかについても、アドバイスをします。

一度、当院を受診してみてはいかがでしょうか

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