心筋梗塞や大動脈疾患を予防するため、お魚を食べましょう
2019年9月5日
2021年3月20日
日本では高齢化に伴い、大動脈解離や大動脈瘤などの大動脈の疾患が増えています。
国立がんセンターや筑波大学の先生方が、日本国内で行われたいくつかの調査に参加した36万人を対象に、魚の摂取量と大動脈疾患の関連性を調べました。
その結果、魚をほとんど食べない人は、大動脈疾患による死亡リスクが増える事が分かりました。
月1~2回でも魚を食べると、大動脈疾患による死亡リスクは低下します。
また魚を食べる頻度が週1~2回に増えると、大動脈瘤になるリスクも低下する事がわかりました。
別の研究では、魚を多く食べると、心筋梗塞のリスクが低下することもわかっています。
魚には動脈硬化を防ぎ、血管を守る成分が含まれている事が影響していると考えられます。
心筋梗塞や大動脈疾患を予防するため、お魚を食べましょう
