症状のない心不全患者さんが増えています。心電図、レントゲン検査だけで安心していませんか
2019年7月18日
2021年3月20日
心不全とは、心臓が悪いために、進行すると息切れやむくみがおこり、入退院を繰り返し、命を縮める病気です。
進行して末期にならないと症状が出ないため、自分ではわかりにくい病気です。
心電図や胸部レントゲン検査だけでは、なかなか見つけにくいのも難点です。
機能が低下した心臓を元の状態に戻すのは、難しいのですが、少し機能が低下しているが症状がまだでていない時点で発見できれば、お薬を使用して、その状態を維持して、不自由を感じない生活をおくる事が可能です。
現在、本人が気づいていないだけで、100万人程度の心不全患者さんがいると言われています。
2025年には、心不全患者さんの入院するベッドが足りなくなることが予想されます。
では、どうすればよろしいのでしょうか。
BNPという血液検査をすることで、自分が心不全の状態にあるかどうか、ある程度予測することができます。
自分の心臓の機能を知るためにBNPという血液検査をする事をお勧めします